Tamron90mmF2.5 Model 52Bで北欧の謎陶器を撮影。特徴的な移りをする魅力的なレンズ。

レビュー

家にある謎の北欧陶器をTamron90mmF2.5で撮影してみました。
この陶器はフィンランドやスウェーデンなどでITTALA、ARABIA、LISA LARSON、GUSTAVSBERGなどを買い漁っていただきに入手したものです。値札も残っていないし、銘も特にないので誰の作品かどこの商品かもわかりませんが気に入って飾っています。

これからもちょくちょく登場すると思いますので、今日は名前だけでも覚えて帰ってください。

女の子と男の子です。

ピントは激薄 0.01mm

さて、絞りはすべて開放のF2.5で撮影しております。

ピントは女の子の左目中央に合わせました。

早速見ていきたいと思います。

ピントが激薄で驚きました。左目の中央に合わせるとその数ミリ横にはピントが合っていません。
焦点距離が長いマクロで撮るとこんなにシビアなんですね。

普通に見ていると認識できない人形の顔の凹凸がピントの具合から判断できているのが面白いです。

ボケが主張することなく、緩やかに靄がかかったように周囲と馴染んでいますね。
おかずにご飯何杯でも行けそうです。

実は直前まで使っていたマイクロフォーサーズ、それ以前に使っていたフォーサーズ時代からマクロレンズというものを使ったことがなく、初めてなのでいちいち感動しながら写真を撮っていました。

フォーサーズ時代には50mm F2というこれまたポートレートマクロがあって神レンズと言われていたのですが、当時は子供もいなくてポートレートを撮る習慣がなかったのでパスしましたが、今思えば使っておけばよかったなと思います。

ボケ方が本当にきれいです。
全体的にほわっとしているように見えて、実はピントの合っていることろは案外シャープに写っていて、その対比が面白いです。

女の子と男の子を並べて撮影してみました。真横において撮影しているのですが、少しの距離の差で男の子の顔がボケてしまっていますね。逆に男の子の服にはピントが合っているのが面白いですね。

こちらは男の子を少し後ろ気味にしました。

ほんのちょっと後ろにずらしただけなんですが、どろどろに溶けてますねw

このふわっとした描写、マクロも撮れるポートレートレンズと言うのは言い得て妙

本当に面白いレンズだとおもいます。

オールドレンズに何を求めるかによっても違いますが、オールドらしいレンズを使いたいという方にとってはすごく魅力的なレンズかと思います。おすすめです。

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