野原工芸 庚申塚槐(こおしんづかえんじゅ)を紹介する

レビュー

野原工芸の庚申塚槐のボールペンをふるさと納税で頼んでいたのが届きました。

野原工芸を度存じない方向けに記載しておくと、シーサーという文具Youtuberが取りげたことで主に学生に大人気の木軸ペンの製造メーカーです。

年に2回しか予約できるタイミングがなく、予約開始日もx日からx日のどこかというくらいの範囲でしか知らされません。なのでその期間休むという学生たちがいるくらい恐ろしい争奪戦になるそうです。

私も一度参加したのですが、MTG終わりにサイトを見たところ偶然開始した直後で出来ましたが、5分程で売り切れたようなので、学校休んで張っていたとしても買い逃した方は大勢いたものと思われます。

そんな知る人ぞ知る人気文具メーカーなんですが、ターゲットが学生だからなのか、特に人気なのがシャープペンシルだからなのか、ふるさと納税でゲットできるこの「庚申塚槐ボールペン」はそれほど競争率が高いわけではありません。

とはいえいつでも注文できるわけではなく、在庫が補充されると数日間で売り切れてしまうのですが、それでも数分ではなく数日の猶予があります。

さて、その野原工芸のこおしんづかの槐が届いたわけなんですがが、これがまた素晴らしいんです。

何が素晴らしいかというと杢目です。

このふるさと納税は寄附金額が30,000円ですので返戻率30%として9,000円です。

送料を加味すると、野原工芸のスタンダードレベルの槐と同じくらいの価格帯になります。

しかし、杢目のレベルは圧倒的に庚申塚槐が上となります。

実際に、以前ゲットしたレギューラー槐と今回入手した庚申塚槐とを比較して見ましょう。

レギューラー槐

これがレギュラー品として扱われている槐のシャープペンシルになります。

普通の木という印象だと思います。実際に手に持ってみても普通の木です。

こちらが庚申塚槐

全然違いますね。

庚申塚槐は杢がしっかり入っています。縮み杢というのか、回すと横縞になっている部分がキラキラ輝きます。一生見ていられます。

もちろんペンによって杢目は違うわけですが、ネットで見る限り、庚申塚槐はこの写真レベルの杢目が普通なように見受けられます。

一方で通常の槐でこのレベルの杢目を求めると、上杢扱いになり、ネット通販ではなく実店舗に行かないと手に入りません。実店舗は相当な山奥にある上に事前予約しないと訪問すらできません。

あまり人気はないようですが、この庚申塚槐、全力推しです。

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