G BIOGON T* 21mm F2.8 初撮りしたので紹介してみる

レビュー

フルサイズ機に手を出す前から気になっていたContax G Biogon21mmF2.8を購入しました。

わたくし、広角に目がなくて21mmというのはドンピシャで大好物な画角なんですよね。
このレンズは21mm F2.8というスペックに比して、マウントアダプターをつけても十分小型軽量です。理屈はわかっていませんが、Contax Gのマウントアダプターは例外的に短くできています。M42とかのアダプターを付けると天狗の鼻みたいなレンズ形状になるんですが、Contax Gは全然そんなことありません。

このレンズ、最短撮影距離は30cmと全然寄れませんが、こんなセミの抜け殻をこの程度の大きさにならなんとか撮れます。マゼンダ被りがすごいというブログ記事もあり心配していましたが、a7cのような背面照射型機は問題ないという最新情報通り、一日撮影して困ったほどのマゼンダ被りには遭遇しませんでした。普通によく映ります。
(後記:状況によって恐ろしいほどのシアンかぶりになる現象を確認しました)

参考ブログ
https://www.wing-ms.com/photo_camera/ILCE-7C/ILCE-7C_zb21_01.html

よく言われるように、周辺減光はそこそこあります。
ただ個人的には全く問題ないというか、これ自体がめちゃくちゃいい味になっているなと感じます。
このレンズの周辺減光はあえて消さないほうが私は好きです。

ただ、レンズファインダー機の広角レンズ特有の周辺流れは流石に気になるレベルであります。
というか正直許容できないレベルで流れますが、これは、補正レンズの自作で解決できるようなので時間があるときにチャレンジしてみようと思います。
(後記:必要な部材をポチりました。肝心の補正レンズのみメーカー在庫が基本なく納品に数週間かかるみたいですで届いていません。)

21mmは超広角好きにとっては広めの標準的な感覚でいけますね。
ただ、案外ピント合わせに苦労する印象です。ピントの山がすごく見にくいです。
実際、公園で遊ぶ子供を撮影しましたが、結構ピンを外しているものが多くありました。

実はこのレンズ、欠点を愛でるようなレンズですw

本来はF8-11で5m位にピントを合わせて、パンフォーカス的にパシャパシャ取るのがいいんだろうとは思います。

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