Tamron90mmF2.5 52BをゲットしたのでFlektogon35mmF2.4と比較してみた

レビュー

a7cを手に入れた直後から中望遠マクロがほしいなと思っており、最初はOlympus90mmを物色していたもののあまり出物がないのと結構なお値段がするのとで、元祖タムキューことSP90mmF2.5 52B(以下52B)を手に入れました。

52Bはコントラストが低めかつ柔らかな写りでポートレート向きということなので、画角は大分違いますが、コントラストが高めで現代的な映りと性格が間逆なFlektogon35mmF2.8と比較すると面白いかなと思い、実践してみました。寄れるレンズ対決ですね。

まずはFlektogon35mmF2.4から

52Bを撮影しており、F2.5あたりにピントが合っています。とてもくっきりはっきりした描写ですね。現代のレンズと比べてもそれほど遜色ないのではないでしょうか?
それにしてもこのレンズ、本当に寄れますね。改めて驚きました。

全体を撮影しました。これもF2.5あたりにピントを合わせています。ボケも好きな感じです。

次は、Tamron90mmF2.5 52B

Flektogon35mmを撮影しています。ピントはフォーカスリングの0.25あたり。比べるとコントラストの低さが際立ちます。どちらかというとFlektogonの鏡胴の方が締まった黒色をしてるんですが、逆に見えますね。ただ、描写は柔らかなんですが、ピント部分はシャープに解像してるのがわかります。

ピントはフォーカスリングの0.25あたりに合わせたつもりが若干外してますねw
さておき。ボケの質が明らかにFlektogonとは異なります。
ふわっと周囲に溶け込むようなボケ味です。

 

両極端な性格のレンズということはわかっていましたが、ここまでぱっと見で区別がつくような描写の違いがあるとは思いませんでした。

 

ただ、Tamronの方をLightroomで自動補正してしまうとオールドレンズの味が大幅に失われてしまったので、これに限ってはJPEG撮って出しのほうがいいかなと思います。

オールドレンズとしてやはり使って楽しいのはTamron90mmF2.5の方ですね。今のレンズでは感じることのできない味があります。一方でハーフマクロだったり、きちんと再現するというところでは弱いですね。基本的にはポートレートレンズよりなのではないかと思います。

性能面では圧倒的にFlektogon35mmF2.8ですね。本当にここまでこの画角で寄れてしまうと何にでも使えてしまいます。テーブルフォトなんて最強じゃないでしょうか?

今日ゲットしたばかりなのでこのくらいで。次回は王道の花とか撮ってみたいと思います。

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