Super Takumar 55mmF1.8で撮る夏の湘南

スナップ

Super Takumar 55mmF1.8だけを持って近所の海岸を散策してきました。絞りはすべて開放です。

このレンズ自体、開放ではシャキッとしませんが、この日は天気が良くなく、更に靄がかかってしましたのでこんな感じに写っています。こういうのも良いですね。

そもそも最寄りに駐車場がない場所ということもあり、海水浴シーズンも終わった9月初旬であったこともあり、あまり人気のない海岸です。

いるのは地元の方ばかり。波も全く無いのでサーファーもいません。この日は9月10日、左端にちらっと見える片瀬の方なら海の家はなくなっているとは言えども、まだまだ観光客がいるんでしょうね。

台風6号7号で海の砂が陸よりに溜まっており、ショベルカーがフル稼働

春一番、夏台風、秋台風、真冬以外は常に砂を陸から海に戻す作業をしてくれています。ご苦労さまでございます。海と遊歩道を分ける柵も作っては壊され作っては壊されしています。

地元あるあるですが、湘南海岸は藤沢市と茅ヶ崎市にまたがっており、予算の関係か藤沢市側は砂がたまるとすぐに整備されますが、茅ヶ崎側は結構な期間放置されていることがままあります。

このあたりは藤沢市と茅ヶ崎のちょうど境目なので整備された遊歩道から急に砂に埋もれて歩けなくなっていたりしますね。

写真の話に戻ると、開放ということもあり、ふわっとした、オールドレンズらしい映りで好きです。

子供の写真も一緒に撮りましたが、柔らかく色味も強すぎないのでポートレート向きのレンズだと思います。お見せできないのが残念です。

色味が強くてコントラストも高いContaxなんかと比べると一目瞭然ですね。ブラインドテストをしてもかなり絞らない限り見間違えることはないと思います。

個性的なレンズは面白いですね。こうして人はレンズ沼にハマっていくのでしょう。

周辺減光もかなり出ますね。これ、なんとも言えない雰囲気で好きです。

SuperTakumar55mmF1.8といえばこれ。

光源に向けるといとも簡単に虹色フレアが出現します。出したくなくても出るんですがきれいに出ていますね。購入するとき、いくつか見比べて一番好きな感じにフレアが出ているものを選びました。

この時代のレンズなので個体差が結構あるなと思った記憶があります。

元々低いコントラストがより低くなり幻想的な感じに映ります。

最後は公園で。

何やらカップルが自撮りしているんでしょうか?青春ですね~

夕方のこういうシチュエーションだと色が盛大に転びます。現代レンズとの性能の違いはこういうときに大きく出ますね。

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