マイクロフォーサーズからソニーEマウントに移行しての所感

コラム

2007年のフォーサーズE410から始まって以来ずっとフォーサーズ/マイクロフォーサーズユーザーを続けて来たのですが、ついに一念発起してソニーEマウントに移行しました。

マイクロフォーサーズのシステム自体は気に入っていたのですがG9の後継機は何年も出ないし、後継レンズが出ない状態でのディスコンも散見されるようになり、フォーサーズ終了時に所有レンズがごみになる経験をしたことも相まってそろそろ退却しようと思ってしまったのですよね。

とはいえ、フルサイズには憧れがあったもののいくつか懸念事項もあったのも事実です。

ちなみに移行時に持っていた機材はこんな感じです。

  • Panasonic G9
  • 12-40mmF2.8
  • 40-150mmF2.8
  • 9mmF1.7
  • 15mmF1.7
  • 25mmF1.2

一番の懸念事項はやはり40-150mmF2.8の置き換えでして、これだけのレンズを置き換えるとなると金額的にも大きさ的にもフルサイズだとちょっと許容できないな、Eマウントに移行するなら望遠は妥協が必要なぁと思っていました。

もう一点は、予算的にG9と同レベルの操作性は見込めないだろうことです。新品10万円で買えてしまいますが一応フラッグシップ機なんで。

オリンパス身売り時にも実は移行を検討していたものの寸前で思い止まったのが上記理由だったのですが、ただもう新機種も新レンズも全然出ない中で早めに撤退すべきだ、使ってればなれるだろうしと、結構見切りで移行してしまいました。

結果的には、懸念だと思っていたことはそのまま残ってはいるものの、移行メリットも沢山ありまして、総合的には良かったかなと思います。まだ、あまり写真を撮れていないのでこれからいろんなシチュエーションで撮影する中で変わってくるところもあるとは思いますが。

  • 新規購入したa7cの操作性はG9には到底及ばなく、正直初日はやっちまった感でいっぱいだったが、人間慣れるもので今はなんとかなっています。(慣れはしましたが思うところは色々ありますがね。。。)
    逆にG9が10万で、十分以上の連射機能・ダブルスロット・大量のボタン・肩液晶と機能てんこ盛りでしたから、こっちが異常にお得だったんだなぁと改めて思います。
  • 望遠問題はとりあえず子供撮るくらいしかしないし、クロップが必要であろうが今までと同じ大きさに写ればいいやということで便利ズームとしては評判も良いtamron28-200mmに置き換えました。しかし、この領域に関してはG9+40-150mmF2.8の実力とコスパに驚くばかりです。フルサイズといえど私が手に入れられるクラスの機材ではこの組み合わせに全く勝てる気はしません。ただ、私の用途としては、不満ではあるもののtamron28-200mmで我慢できそうだという感じはしています。描写もOlympusのカリカリが懐かしくもありますが、Tamronも案外好きですし。
  • 嬉しい誤算としては、サードパーティレンズの充実、オールドレンズ遊びがやりやすい、ことですね。実際にソニーのレンズ1つしか持っていないですし、AFレンズよりオールドレンズの方が所有数が多くなってしまいました。

これから使い込んで、写真も色々アップしていければと思います。

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